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古事記の旅

by神様のナビゲーション

2019年11月14日

この秋2度目の日本から戻りました。

今回は東京でのヒプノセラピーの仕事が半分、

残りの半分は宮崎、鹿児島、奈良の神社を巡る旅でした。

令和になって最も重要な儀式、大嘗祭(11月14、15日)の前に、

天皇陛下のご先祖である日本の神様達に、どうしても逢いに行きたかったのです。

ことの発端は1年前、従姉妹と箱根に温泉旅行に行ったとき見た夢でした。

なぜか天皇陛下と、そのメッセンジャーである美しい女性が、私に御神託を託したのです。

「なんだかスゴイ夢を見たよー!」その時は笑いながら従姉妹に話したのですが…

その後ここには書けない不思議なことが立て続けに起こり、もしかしたら夢のメッセージは真面目に受け取るべきものなのかもしれない。と考えるようになりました。

そんなとき魂友に誘われたのが天河神社でした。

11月3日に喜多郎さん(グラミー賞を受賞されたミュージシャン)の野外コンサートが、天河神社であるから行くと言うのです。テーマは「古事記と宇宙」

直感で「私も行く!」と答えてました。

あとで調べると、天河神社は奈良県中央部の山深い場所にある神社。

奈良といえば、大和の国…

初代天皇である神武天皇が日本を統一し、大和朝廷を築いた場所です。

そうか…ならば、天皇陛下のご先祖である神武天皇の足跡を辿ろう。

大和の前に、行くべきは宮崎と鹿児島!

瞬時にそう閃いたのでした。

鹿児島にはLAから帰国した友人が住んでいて、以前から「日本に来たら遊びにおいで」と言ってくれてたことも思い出しました。

もともと神武天皇は日向の国(今の宮崎と鹿児島)の皇子でした。

45歳のときに天下統一を目指して、大和に都を作るべく、兄達と国を出て東へと向かったのです。

まず最初に私が訪れたのは、宮崎県高千穂。

天孫降臨の地です。

太陽神である天照大神(アマテラスオオミカミ)が、孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に三種の神器を授け、地上を治めるようにと命じ、降ろされたのが高千穂なのです。

古事記によれば、神様であるニニギさんは神武天皇のひいおじいさんです。

神話のはずの3種の神器(鏡、剣、玉)が、今も天皇家に代々継承されているという事実を、私たちはどう捉えれば良いのでしょうね?

日本はやっぱり凄い国です。

高千穂には天の岩戸だってあります。

アマテラスが不良の弟(スサノオ)に怒って、引きこもった洞穴です。

太陽の神様が隠れちゃったのだから、世界は真っ暗になりました。

困り果てた八百万の神々は相談して、天の岩戸の前でパーティーを開くことにしました。

このとき活躍したのが天鈿女命(アメノウズメノミコト) です。歌えや踊れやの大騒ぎ。

自分がいないのに皆が楽しそうに騒ぐのが気になって、アマテラスはとうとう天の岩戸の扉をほんの少し開けてみました。すると、今だ!ということで神様たちは彼女を引っ張り出し、ようやく世界には光が戻ったのだそうです。

洞窟前の天岩戸神社で手を合わせると、明るい女性の笑い声が聴こえました。

その声は笑いながら「良く来たな」と言ってくれました。

あら?アメノウズメさん?

ぽっちゃりした天真爛漫な女神様がふわっと浮かんで消えました。